オリーブ葉エキス はじめに

オリーブ葉エキス はじめに

概要
・地中海料理は最も健康的な食事法の1つ
 - オリーブ油が主成分
 - 主な慢性疾患の予防効果で有名
・オリーブの葉はフェノール成分が豊富で、健康に良い影響があることがわかっている

地中海料理におけるオリーブ葉の効用

地中海料理は、健康と生活の質を高める健康的な食事モデルとして、幅広く認知されています。観察研究では、地中海料理は心疾患の発症を防ぎ、一部のガンや変性疾患を予防し、長寿を推進するということがわかっています[1-3]。

地中海料理と聞いて、大半の人々が思い浮かべるのは、オリーブ油ではないでしょうか。オリーブ油の効能は、栄養学に関する教科書でも幅広く取り上げられており、インターネット検索エンジンで「オリーブ油の効能」と入力すると、 20万件を超える検索結果が表示されることからも、オリーブ油の人気の高さがうかがえます。これまでオリーブ油の効能は、単不飽和脂肪酸、または油の 「善玉」とも呼ばれる脂肪が含まれていることに基づくと考えられてきました。オリーブ油の約72%は、オメガ-9脂肪酸のオレイン酸であり、『Alternative Medicine Review』誌では、これがオリーブ油の抗がん特性に関連しているとしています[4]。しかし、オメガ-9脂肪酸は私たちの体内でも生成できるものであり、食事で取り入れなければならないものではないことから、オリーブ油を摂取する主な効能が何か他のところから来ていると提唱する科学者もいます。

オリーブの木は、フェノール成分、フラボノイド、アントシアニン、トコフェロールなど、身体に良い植物化合物の宝庫です。最近の研究では、オリーブ油のフェノール成分が注目されています。『 Critical Reviews in Food Science and Nutrition』誌に寄稿している執筆陣によると、少なくとも36のフェノール成分がオリーブ油に含まれていることが特定され、その一部が大きな健康上の利益をもたらすのに関係していることが明らかになったそうです[5]。たとえば、強力な抗酸化効果をもつヒドロキシチロソールとオレウロペインは、ガンや心疾患につながるDNAの損傷を予防できる抗酸化物質として重要です。

オリーブの木の最も重要な健康上の利点は、油によるものではない可能性があります。

図1: オリーブ葉エキスのフェノール性抗酸化物質含有量は、エキストラヴァージンオリーブ油の30~40倍である

オリーブの葉は、古代より、さまざまな国において栄養または医療目的で用いられてきました。地中海地域では、高血圧や炎症、関節炎、発熱、高血糖などの症状を改善するために使用されてきたのです[6]。オリーブの葉には、オレウロペイン、ヒドロキシチロソール、チロソール、ルテオリン、ルチン、コーヒー酸、カテキン、アピゲニンなどの非常に重要なフェノール成分が豊富に含まれています[7]。

本サイトでは、オリーブ葉エキスを使った多くの健康維持法を紹介します。

序文 はじめに 抗酸化特性 免疫サポート 心臓保護 メタボリック症候群 皮膚の健康 骨・関節サポート 参考文献