オリーブ葉エキス 骨・関節サポート

オリーブ葉エキス 骨・関節サポート

概要
・骨および関節の老化防止にオリーブ葉が果たす重要な役割
・最先端の研究結果
・症例

利点
・抗酸化物質
・抗炎症作用
・骨の健康維持をサポート
・関節リウマチ痛を軽減させる可能性
・骨粗しょう症のリスクを低下させる可能性

骨および関節の老化防止にオリーブ葉が果たす重要な役割

関節痛は多くの人々に見られる一般的な症状です。関節炎は世界中の身体障害の主な原因であり、最新の推定値によると、オーストラリア人の約19%、アメリカ人の約22%が関節炎を抱えています。

変形性関節症、関節リウマチ、 線維筋痛、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎などが関節痛によく見られる病因です。オリーブ葉には抗炎症特性があり、臨床的には実証されていませんが、関節炎患者はオリーブ葉エキスを摂取することで、不快感が大幅に改善されたとの報告があります。

関節痛に苦しむ人々は、痛みを管理するために処方薬や市販の薬に頼りがちです。こうした人々は、快適な生活を送ることができず、さらなる合併症のリスクも抱えています。

関節炎患者は、高血圧、糖尿病、喘息、骨粗しょう症、うつ病に悩まされることもしばしばです。オリーブ葉エキスは、関節の健康に抗炎症作用があるだけでなく、高血圧や血糖値の調整に役立つことが臨床的に実証されているため、この患者群に見られるその他の一般的な症状改善にも役立ちます。

さらに、永続する痛みやストレスは免疫系を低下させ、感染症発症のリスクが高まります。オリーブ葉エキスは免疫系をサポートし、消化機能を安定させるので、患者の活力とエネルギーが全体的に向上することが報告されています。

最先端の研究結果 ── 骨と関節をサポートするオリーブ葉

骨機能

骨は体内で3つの重要な機能を果たしています[51]。
1. 機械的機能 ‒ 身体に構造的サポートを提供します
2. 代謝的機能 ‒ 体内のミネラルや脂質を保存します
3. 保護的機能 ‒ 重要な臓器や組織を取り囲んで保護します

私たちの骨は、正常な老化プロセスの一環として、だんだんと薄く、弱くなっていきますが[51]、人口の高齢化に伴い、骨・関節疾患は増加の一途を辿っています[68]。

広告や研究が大々的に行われているため、骨の健康にカルシウムとビタミンDが有効であることは誰もが知っていますが、どの栄養が骨の健康にどのように作用するのか、その範囲を認識している人は多くありません。たとえば、キャンディーや菓子パンに含まれる単糖はカルシウムの排出を増加させるため悪影響を及ぼしますが、野菜に含まれる水溶性食物繊維はカルシウム吸収を高めるため、健康増進に役立ちます[68]。

オリーブ葉は、変形性関節症、関節リウマチ、骨粗しょう症の予防・治療方法への候補として期待されています。さらに調査を続ける必要がありますが、初期結果は非常に良好です。

オリーブ葉と関節炎

関節リウマチになると、関節の内側が炎症を起こしますが、変形性関節症では、関節の軟骨が変質します。いずれの場合も、慢性の痛み、腫れ、こわばり、疲労感の原因となります。関節炎を患っている人は通常活動的ではなく、運動量が少ないため、心疾患や骨折のリスクが増します。オリーブ葉は心臓血管系をサポートすることが知られているため、患者の疾病リスク軽減に役立つ可能性があります。オリーブ葉がエネルギーレベルを高めてより良い睡眠を促すことにより、疲労を軽減させるとの事例報告もあります。

ある研究によると、オリーブ油の摂取量が多いギリシャ北西部では、関節リウマチの発症数が低いことが報告されており、オリーブ油に保護作用があることがうかがえます[69]。スコルスタム氏らが実施した関節リウマチの臨床治験では、地中海式の食生活を順守した患者の方が病状が抑制され、身体機能が向上して活力が増したことが報告されています[69]。

最近『 Nutrition Research[70]』に発表された臨床治験結果によると、オリーブ葉エキスを補給することで、変形性関節症の痛みと炎症が軽減され、生活の質が向上したほか、関節リウマチ患者では炎症マーカーの値が劇的に減少したとのことです。

動物実験[71,73] では、オリーブ葉に含まれるオレウロペインとヒドロキシチロソ ールが、関節炎の症状を軽減させる重要な化合物になっていることが言及されています。

ゴング氏[71-72]は、オリーブ葉エキスを用いた治療が関節疾患の治療に有益であったと報告しており、考えられる理由として、オリーブ葉エキスに関節の改質作用と抗炎症作用があることを挙げています。

オリーブ葉と骨粗しょう症

オリーブ葉と骨粗しょう症に関する初期研究では、有益な可能性が示唆されています。研究を継続することで、オリーブ油とオリーブ葉が骨量の維持に役立つことが証明されれば、骨粗しょう症のリスク軽減に役立つでしょう。

骨粗しょう症になると、骨が弱くもろくなり、骨折(脊椎、臀部、手首などに多い)することがよくありますが、そうなると患者の生活の質が低下します。骨量や強度が加齢と共に失われることは、正常な老化プロセスの一環であり、骨粗しょう症を患っていない人でも、骨密度が低下して、骨粗しょう症を発症するリスクを抱えている可能性があります。

欧州の地中海沿岸地方の住民は伝統的な食生活で果物や野菜を豊富に取り、オリーブ油の摂取量が多く、欧州の他の地域に比べて骨粗しょう症の発症率が大幅に低いことが研究報告されています[74]。エキストラヴァージンオリーブ油を摂取した健常者による小規模な臨床治験では、オリーブ油の摂取量が骨量の減少に反比例することが報告されており、骨の保護に役立つ可能性が言及されています[75]。

オリーブ油およびオリーブ葉に含まれるフェノール成分のオレウロペイン、ヒドロキシチロソール、チロソール[76-77]は、骨量の低下を防ぐことができると動物実験で確認されています。この保護効果は、オリーブのフェノール成分の抗酸化作用および抗炎症作用と関連しているとされています。

2010年の臨床研究[74] により、地中海料理が骨粗しょう症の発症リスクをどのように低減させるかに関する新しい情報が得られ、オレウロペインが遺伝子発現に作用して、新しい骨細胞の生成につながることが判明しました。

関節リウマチの症例

関節リウマチでさまざまな処方薬を服用している50歳の女性は、持続的な感染症と慢性の疲労感に悩まされていました。女性は活力を取り戻し、疲労に打ち勝つために「自分に何ができるか」と考え、助言を求めました。炎症を促進する食物を避けるように食事療法の助言をしたところ、女性は地元の農産品直売所で新鮮な有機果物と野菜を喜んで買い求めるようになりました。また、オリーブ葉エキスには胃腸機能を強化し、これまで女性を苦しめてきた感染症の発現と影響を低減させる効果があったようです。女性が使用した投与量は、10ml(小さじ2杯)で、このオリーブ葉エキスを食事と一緒に毎朝、毎晩摂取しました。プロバイオティックと小さじ1杯の魚油を毎日摂取したことも、消化器の調整に役立ちました。
慢性腰痛の症例

87歳の男性は、腰に慢性的な問題があり、痛みがあって動けませんでした。また前立腺ガンと診断され、抗凝固薬を飲んでいましたが、 この薬のせいで、尿失禁と尿路感染症を起こしていました。男性は感染症が治まるまで、1日3回、 5ml(小さじ1杯)のオリーブ葉エキスを飲み、それ以降は1日2回摂取した結果、症状が落ち着いてきました。オリーブ葉エキスを摂取したおかげで、以前よりも身動きが取れるようになったことを男性はいま喜んでいます。
関節炎痛の症例

70歳のある女性は、何らかの関節痛があり、膝も腫れていました。最善の医療効果を得ようと、立派な自然療法のリストを作り、実践に取り組みました。女性は、10ml(小さじ2杯)のオリーブ葉エキスを1日2回摂取することで、炎症軽減効果が見られたほか、1日2回、750mgのグルコサミン塩酸塩を摂取して、関節構造のサポートを図りました。退職してからというもの、免疫機能が落ちているようでしたが、オリーブ葉エキスを摂取し、ビタミンDを補給することによって免疫力が高まりました。その結果、唇に繰り返し発生していたヘルペスがなくなるとともに、 それまで大量に摂取していたサプリメントも大幅に削減され、有機野菜や果物、さらにろ過した清浄な水の摂取に重点が置かれるようになりました。

序文 はじめに 抗酸化特性 免疫サポート 心臓保護 メタボリック症候群 皮膚の健康 骨・関節サポート 参考文献